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 かえで作成日誌
 
「18インチ かえで」を自分なりに造ってみよう…

 さて… かえでを作成していきます。
 が、これはあくまで僕のやり方ですので、行き当たりばったりや、思いつきで造る時もあります…
 必ずしも、ここで紹介するやり方が、正しいわけではないので、参考程度にしてください…
 あと、仕事の合間に進めていくので、毎日とはいきませんが、気長に見てくださいね…m(__)m
ま、とりあえず、こんな感じになる予定です。
左の写真は、それっぽい色で絵を描いているので、
こんな本物っぽくは、いかないでしょうが…
左が、型紙の一部です。
コピーを何枚か作っておきます。
とりあえず右のように、
型紙にわかりやすく番号をつけていきます。
次に、ガラスを選びたいと思います。
何種類か出してみました。
左が表面で、右が裏面です。
僕の勝手な感想ですが、裏面の方が、
オモシロそうな感じがします。
このガラス選びが、一番悩む所ですね…(>_<)
一番楽しい所でもあるんですが…
まぁ、目星はつけました。
 すいません。今日はここまでにします…m(__)m
先は、まだまだ長いな〜…
番号をつけた型紙を切って、選んだガラスに貼っていきます。
今回の「かえで」は、色の流れ方や向きが大事なので、それを確認しながら、
ちょっと贅沢な配置にします。
とりあえず、大きなピースだけを配置しました。
次に、大まかにガラスを切っていきます。
まだ小さなピースは残っているのですが、最初にキチキチに配置してしまうと、
無理な曲線で切りわけることになり、割れてしまうからです…
曲線では割れる可能性が高くなるので、できるだけ直線的に切り分けます。
ということは、最初に配置するときに、色の流れや向きを考えながら、
直線的に切り分けやすいようにも配置しなければならない…ということですね。
う〜ん…面倒くさいというか、ややこしいというか…
と、上で説明したにもかかわらず、割れてしまいました…(T_T)
実際は、左下のピースの部分が割れてしまったので、移動させました。
大まかに切り分けたものを、さらに切り分けます。
この時も、できるだけ直線的に切り分けます。
黄色の箱の中身が残りの型紙です。
残りは小さなピースなので、切り分けたガラスの残りや、空いてる場所に、
うまい具合に、配置していこうと思います。
作業途中の型紙やガラスは、無くさないように、
箱やケースにまとめて保管しておきます。
 今日はここまでにします…m(__)m
写真だと、ちょっとですが…型紙を切ったり、悩みながら配置したり、
ガラスを切りわけたり、失敗してやり直したり…(T_T)
結構、時間かかるんですよね…
小さなピースをうまい具合に
配置して、ザックリ切り分けます。
この時も、できるだけ直線的に
切り分けれるように配置します。
さらに右の写真のように、
直線的に1つずつ切り分けます。
やっとここから、型紙の型通りにカットしていきます。
あまり深いクボミは、ガラスカッターでは、
カットできないので、無理して割ってしまっては、
元も子もないし、あとはルーターで削る方向で…
ちなみに…今回は、僕が下手なので、普通なら左のピースぐらいなら十分カットできます。
で、実際は右の写真のようなピースになります。
思ってた以上に、カエデっぽいですね…♪
 今日はここまでにします…m(__)m
13か14ピースをカットしましたが、残りはまだまだ…
とりあえず、切り終わりました…
はぁ〜…多かった…
かえでって、ピースの数は少ない方なんですけどね…(^^ゞ
 今日はここまで…
次からやっとルーターの作業に入ります。
ルーターを用意します。トッププレートの下には水を溜めておきます。
常時使っていないので、段ボールで簡単に囲いを作りました。
小さくて見えにくいですが、下に3/4"ビット、上に1/4"ビットを取り付けています。
左のように、3/4"ビットで削っていきます。
右のように、深いクボミは1/4"ビットで削ります。
後は、削り続けます…
削って削って…削り続けます…(>_<)
数時間後…
やっと削り終わった…(>_<)
疲れた…ただただ、疲れた…
最後のピースを削り終わった時の、解放感たるや…………ふぅ〜
と、落ち着く暇もなく…ルーターを片付けます。
ビットを外し、トッププレートを外すと、
削ったガラスの粉が水と一緒に溜まっているので、
溜まっている水だけを流してから、
残りはヘラなどで削りとって掃除します。
皆さんもガラスの粉まで、下水道へ流さないでくださいね。詰まる原因になりますので…
ルーター本体・トッププレート・各ビットも綺麗にしました。
水に混ざったガラスの粉は、ほっとくと石みたいにガチガチに固まってしまいます。
ビットのネジが回らなくなったり、芯棒から外れなくなったりしますので、
使い終わったら、掃除はしっかりやっておきましょう…
 よし!今日はもう終わり〜、疲れた〜…
次は〜、一度合わせてみないといけないな〜…
それでOKなら、テープ巻きです…
とりあえず、削ったピースを並べてみました…が、ここで問題がぁー!
モールドが丸いので、大きなピースは貼りつけた時に両端が浮くんです…
それも悪くはないのですが、思ってた以上に浮きそうなんです…これが…
イケると思ってたのにな〜…
あぁ〜…やっぱりな〜…(>_<)
まぁ、へこんでも仕方がないので、大きなピースを分割します…
大きなピースって…ほとんどやもんなぁ〜…(T_T)
分割したい線を描いて、切り分けます…
写真では一瞬ですが、実際は数時間後…
切り分け終了!

面倒くさい!
僕は非常に面倒くさがり屋で、心が折れるのが早いのですが、
せっかく作成するのに、ここで手を抜いて出来上がったものに満足いくのか?
と、自分を奮い立たせ、すべてを切り分けました…
実際のところは、かなりへこみながら切ってましたけど…(^^ゞ
 今日はここまでにします…m(__)m
やっとピースが整った…
次こそ、カッパーテープを巻く工程に入れるぞ〜
今回の「かえで」に使用するモールドと、上に取り付けるクラウンです。
写真は、モールドにクラウンを乗せてます…(5cmのニップルで固定してます)
型紙通りにカットしたガラスを、実際にモールドに合わせてみます。
モールドを使用する場合は、やっておいた方が良いと僕は思います。
平面な型紙と、立体的なモールドの線が、合わない場合が多いからです…
色んなモールドが、昔からずっとこんな感じみたいです…(>_<)
かなり面倒くさいのですが、もしテープを巻いた後で合わなかったら…
余計に手間がかかるどころではなく…僕なら投げ出してしまいそうです。
…で、合わないピースは、ルーターで微調整します…(>_<)
一応、一通り確認と調整をするのに、またまた数時間…
オッケー!…やっとオッケー!とりあえずこんなもんだろう…
で、カッパーテープ(銅テープ)を巻いていきます。
テープは、丁寧にしっかり巻いていきます。
 あ〜、疲れた〜、腰痛い〜
今日はもう終わり〜…m(__)m
あとは、巻いて巻いて巻き続けます…
テープ巻きって、全部巻くのは、時間かかるんですよね…
ここでお伝えしてない日も、仕事の合間にテープ巻きを、し続けてます…
次の工程に入るまで、ちょっと日にちかかるな〜こりゃ…
終わったー!
やっと終わった…
写真は、こんな感じですが、実際はもっと多いですからね…(汗)
あ〜、疲れた…
で!次はモールドに貼っていくのですが…
あ、そうだ!とあることを思いつきました…
また、ガラスを選びます。
今回は、そこらへんに落ちていた、割れた破片などの中から適当にチョイスします。
そのままなら、捨ててしまうような破片で、なにをするかというと…
適当な大きさに、適当にカットします。
やっとこ等で、適当にカドを落とします。
仕上がりは、適当で大丈夫です…
正直、半分はテストも兼ねてるんです…(^^ゞ
棚板に、ちゃんと離ケイ紙を置いて、
カットしたものを並べます。
電気炉に入れて、スイッチONです。
そう!これはちっさい玉を作ってるんです。
もちろん、かえでに使うために…
ちょっと特別に、焼成中の様子です…
今回は、玉にしたいので、高めの780℃で20分程キープさせてます。
あとは、ガラスの表面張力で、勝手に丸くなるはず…
温度が上がってる時は、扉を少し開けて溶け具合の様子をみますが、
徐玲に入れば、そのまま一晩放っておきます。
徐玲を急ぐと、割れてしまう可能性が高くなるんです。
ほんとは、徐玲にもノウハウがあるんですけど、面倒くさがりなもんで…(笑)
 今日はこのまま、放っておきます。
どの道、ちゃんと冷えるまでは、触れませんしね…
電気炉を使って、ガラスを溶かしたり、曲げたり、くっつけたりの説明は、
結構、長くなるので、また機会があれば、HPに載せたいと思います…m(__)m
さぁ〜、明日どうなっているか…楽しみです♪(色合いがどうなるかな〜)
で、次の日…
まぁ、予定通りに玉になりましたね〜
写真では、やっぱり判りにくいですが、
右奥の一群は、失敗してます…
失敗というか、そもそも電気炉で熱してもいいガラスではないので、
ツヤは無くなるし、まったく透き通らなくなるし…
ま、とりあえず、他は使えそうなものができました。
 今日は、仕事で時間がないので、確認だけで終了です。
これにも、もちろんカッパーテープを巻くことになります…
一種類は全滅したので、使えそうなのはこの二種類です。
写真では、なかなか判りずらいのですが、まぁまぁの透き通り具合です。
でもちょっと色合いは、濃くなったな〜…
もともとピンクのガラスが、真っ赤になってる…
まぁ、熱する場合はよくある事ですけどね…
とりあえずは、十分使えそうです。
一通り、カッパーテープを巻きました。
大きさは、全部マチマチです。
残っているガラスで、こういったパーツを作っておくと、
何かと重宝しそうですね。
 これで一応、ガラス部品は全て揃いました。
次から、モールドを使って組み合わせです。
ガラスをハンダで接着していく前に、一つやっておくことが…
クラウンの淵をヤスリで削ります。
これは、そのままだと、ハンダが着かない可能性があるからです。
写真のように、削って真鍮の金色をむき出しにしておきます。
一回目は、ヤスリでの削りが甘かって、ハンダが着かず失敗しました…(^^ゞ
今度はヤスリで、これでもかってぐらい削って、再チャレンジ…
次に、モールドにランプのりでガラスを貼りつけます。
で、ハンダで接着していきます。
ハンダは、最初からべったり着けるのではなく、
点付けで、ズレ落ちない程度にします。
まずは、上から位置を決めていきます。
上側だけ、ぐるっと一周、完了です。
上の位置が決まれば、あとは次々接着していきます。
ここからは、ネタバレになってしまうので、
写真をグレーにしてます。m(__)mスイマセン
で、一通り、点付けが終わりました。
やっと形になってきましたね〜
 次は、どうしようかな〜
普通は、表面をしっかりハンダで接着してから、
モールドから抜いて、裏側をハンダ着けするのですが…
 枝部の網も、取り付けないといけないし…
 どういう風に進めていこうか…ちょっと考えておきます。
写真は、上記で作ったガラスの玉と、銅板のフィリグリーです。
今回は、これらを使っていきます。
フィリグリーを、形に切って、
ハンダで接着していきます。
一緒に、玉も接着していきます。
玉は、元々デザインにはないので、
自分のカンで、適当にハメていきます。
表側のハンダを一通り流し終われば、
裏側にハンダを流します。

表は、最後にきっちりハンダを流すので、適当です。
裏は、きっちり流しておきます。
 本当は、このまま最後まで作業をしてしまうのが一番良いのですが、
今日は、時間的にもう無理なので、ここまでで終わりにしよう…
完成が近付いてきた感じです。
今回は、最終的に裏のハンダの確認と、表のハンダを綺麗に整えます。
網や玉も、すべて着けていきます。
ハンダを流し終えたら、全体を洗います。
この作業は、裏表とも丁寧にきっちりと行います。
ここで、きっちりフラックスを洗い流しておかないと、
後々ハンダ部分が白く腐食してくるかも知れないからです。
洗い終われば、綺麗に拭いて、乾かします。
きっちり洗ったつもりですが、白くなったらなったで、まぁしょ〜がないですね…
ハンダを流してから、あんまり時間をおくと、ハンダの表面に膜が覆ってしまって、
染まりにくくなってしまうので、このまますぐにブラックパティーナで、
 黒く染めてしまった方がいいのですが…これ以上やると今日中に帰れなくなってしまう…(>_<)
というわけで、残念ですが、今日はおしまいにします。
時間的にあまり放っておけないので、次の日に時間を空けて作業しました。
前回きっちり洗いましたが、念のため、写真の薬品で、全体的に拭きあげます。
写真の薬品は、フラックスの除去に適しているので、よく使う薬品です。
布でも、ティッシュでもいいので、この薬品を多めに湿らせて、
ハンダとガラスの境目を重点的に拭いていきます。
次に、写真の薬品(ブラックパティーナ K)を使います。
これは、ハンダを黒く染めるためのものです。
使う分だけ器に出して、今回は綿棒で塗っていきます。
塗るというより、擦りつけていく感じです。
まだ表面に、膜はできていない様子です。(よかった…)
が、綿棒で黒く染めてみると、ちょっと黒くなりにくい感じ…
う〜ん…やっぱりハンダの作業後、すぐに黒く染めるのが一番いいよな…
どうしようかな〜…
というわけで、作戦変更!
写真の薬品(ブラックパティーナ スペシャル)を使ってみます。
「スペシャル」というだけあって、こっちの方が強力です。
なら、最初からこっちを使えば……と思いがちですが、
これは黒く染まるのに時間がかかるんですね…(細かい話は長くなるので…省略)
どちらも善し悪しはありますが、ほとんどの人は、ブラックKを使いますね。
スペシャルを使ってる人は、あまり見ないです…(僕の個人的な意見です)
よしよし!黒くなった。
裏も表も全部、黒く染めていきます。
しかし、これはそもそも、僕がハンダの作業後、時間を空けたのが悪いので、
普通は、ブラックパティーナKも十分に黒く染まる薬品なんですよ…(^^ゞ
「スペシャル」 は 「K」 よりも、乾くのに時間がかかります。
しかも完全に乾くのを待たないといけないので、
あとは、スペシャルが乾くのを待ちます。
 本来なら、数時間待って、乾けばOKなのですが、
時間的な余裕もないので、今日はこのまま放っておきます。
次に使うのが、「パーフェクトクリーナー」です。
ガラス表面の洗浄に使用します。
ガラス面に付着したブラックパティーナは、黒くムラになっているので、
これで、綺麗に拭いていきます。
で、さらに次に使うのが、光沢を出すためのワックスです。
写真は、左「パーフェクトワックス」で、右「仕上用ワックス」です。
どちらも、ワックスなので、どちらを使っても大差ないです…(個人的意見です。)
これを、ハンダ部分に塗って、拭いて磨きます。
この時、ゴシゴシ力を入れると、黒く染まった部分がハゲるので、軽くしっかり…
あ、そうそう…ワックスは、光沢を出すのと、
ハンダ部分を空気に触れさせなくする目的もあります。
う〜ん…わかりにくいかな〜…
左がワックス前、右がワックス後です…
ツヤは、まぁまぁ出ました。
裏面と、表面が一通り終わったら、
一応は、完成です。
あとは、仕上がった「かえで」を乗せるランプベースを選びます。
しかし、このかえでには、だいたい写真のベースを使用することが多いので、
写真のベース(L-96G)を使用します。
今回は、創作というより、オーソドックスな路線なので、オーソドックスなベースで…
ベースに、ランプシェードを取り付けると…
下手くそなりに、完成です…♪ はぁ〜…やっとでけた…
ま、下手なのは置いといて、一応満足♪
画像にマウスカーソルを合わせると、点灯時が表示されます。